anachronorm

JOURNAL

  • ◾️8oz DENIM TAPERED OVERALL

    ANA382

    8oz DENIM TAPERED OVERALL

    INDIGO REMAKE WASH

    100% COTTON

    オーバーオールの歴史の始まりは、アメリカの西部開拓、いわゆる”Go West"の時代に遡る。

    トップスを汚れから守る為の胸当てを付けたパンツの需要から生まれたオーバーオールは、鉄道員、蒸気機関士をはじめ農夫などに人気を博した。

    今シーズンにリリースされた「8oz DENIM TAPERED OVERAL / INDIGO REMAKEWASH」は、通常シャツなどに用いられる薄手のデニムを使用しているため、ライトな着用感で盛夏でも涼しく着られる一着。

    腰回りに若干ゆとりをもたせたシルエットで、裾にはテーパードのデザインを採用しております。

    腿部分には、破れや傷、擦れなどのエイジング加工を施したガーゼ生地、インディゴシャンブレー生地、オリジナルワバッシュ生地などのあて布を何層にも重ねてパッチワークしたリメイク仕上げとなっており、一着一着の表情が異なる一点物。

    通常ここまでの薄い生地を加工するにはリスクを伴いますが、職人の持つ確かな技術とアナクロノームの提案するメソッドによって今回のリメイクが実現しました。

  • ◾️Philosophylal DENIME ?

    「アナクロノームは形而上学的ブランドだよね」
    10年来の友人に最近言われた言葉である。ケイジジョウガクテキと言われても頭にハテナが浮かぶばかりでさっぱりちんぷんかんぷんだった僕だが、Google先生に尋ねてみたところどうやらそれは哲学の用語らしい。
    彼曰く、形而上学とは物質的なものや現象の奥にある世界の“本質”を直感的に探求する学問、ということらしい。
    それを聞いてもちんぷんかんぷん度がより増しただけなのだが、なるほどねぇ、みたいな顔をして聞いていると彼はこう続けた。
    「そもそも洋服って物質じゃない?衣食住は僕らが生きていくのに最低限必要な要素で、確かにその意味での「衣」つまり服って物質的なものではあるんだけど、一度「衣」がファッション性を帯びた途端、精神世界に足を踏み入れるってことでもあると思うんだよね。個々人の精神性やアイデンティティ、所属を表現する手段としてファッションがあるっていう見方もあるわけじゃない?
    そしてファッションには“流行”っていう要素があって流動的で消費的な側面がある。
    そこへのアンチテーゼとして立ち上げたのがアナクロノームだよね。
    普遍性を追求するブランドっていうか、洋服の本質を突き詰めて考えるブランドっていうか。それがアナクロノームの基本的なスタンスだと僕は思ってる。つまりそれって形而上学的ブランドってことじゃない?」
    ちょっと仰々しすぎるかな?と言って意地悪そうに笑う友人と別れた後、僕はもう一度彼の言葉を思い出して考えてみた。
    形而上学的ブランド、形而上学的リメイクデニム、形而上学的オールインワン、形而上学的イニシャルキャップ……。
    それ仰々しすぎるだろ!!

    文 TAKIMO 

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